戦争、麻薬、性行為の横行で日本が一部荒廃した世界で、稀代の処女たちが周囲に翻弄されながらも“真実の愛”を探し求める、歪んだ純愛物語。 実力派作家、愛南先生の最新作が『さよならエデン』です。『残機×99』以来、次々と人が死んでいく残酷な物語を描き続けてきた愛南先生ですが、本作には本当に関わっているのでしょうか…? さよならエデン wiki(ネタバレあり) ついに小松とチコリがつながった。ムイラプの影響もあり、10時間の公演に没頭した後、小松は帰宅し、自分が一番やりたいことをやることを決意します。 小松さんはチコリとの幸せな生活が始まることを願っています。 しかし、チコリが疲れて眠りから目覚めると、チコリが兄と情熱的に行為をしているのを発見します。 最悪の現場を目の当たりにした小松は家を飛び出し、近所の妹の家に逃げ込みます。最悪の事態に絶望し死を決意した小松だったが、妹の誘いに断れず……。 グッバイエデン 絶望の果て ついに最終回を迎えました。 これまでは、絶望としか言いようのない楽しさと不思議な世界で小松が懸命に生き抜く物語だったので、前向きな結末を期待していました。 きっと彼はチコリに寄り添って絶望から逃れてくれるだろう。 彼らは同じ絶望から逃れられなかったものの、絶望の世界に慣れてしまったため、その期待は最悪の形で裏切られました。 恐ろしい魔力薬ムイラプの影響ですっかり蝕まれてしまったチコリは、一番やりたいこと、それはムイラプの魔力に従って快楽に陥ることを選んだ。 チコリを愛してやまない小松にとってはまさに最悪の展開です。 しかし、よく考えてみれば、ムイラプ中毒者と評されるチコリが、コマツと結ばれただけで簡単に中毒から逃れられるはずがありません。 物語なので魔法のようなハッピーエンドを信じていますが、もしかしたらこれが現実的な結末なのかもしれません。 グッバイエデン これからは二人で 最終回ということで、これから小松とチコリがどうなっていくのかは想像するしかありませんが、皆さんは今後どうなると思いますか? おそらくチコリさんはムイラプ中毒から抜け出すことを諦め、ただ楽しむために複数の男性とセックスする日々を送っており、これまで以上に怠惰な生活を送っていると言われています。 しかし、小松が目を覚ますと、チコリは兄と楽しく過ごしているにもかかわらず、朝食を作ろうとしていました。 さらに、小松の元にたどり着くと、「見ないでください」と小松の目を拒否するふりをした。 そう考えると、チコリの気持ちはやはり小松に向いているように思えます。 しかし、小松の精神は折れてしまった。 本当に二人が一緒に住むことになったら、チコリが先に行動するしかない気もしますが、きっと難しいでしょうね。 この物語における唯一の救いは絶望を受け入れることなのか? もう一度最初から読んで、他の道も探ってみたいと思います。 グッバイエデン最終回の感想 非常に現実的というか、余計な期待を抱かせない絶望感で終わります。 しかし、別の読み方をすれば、絶望に満ちた世界で生きていくためには、その絶望に染まったほうが良いとも考えられるかもしれません。 この物語の正解は何でしょうか? 幸せは何ですか? 終わってもずっと考えさせられる素晴らしい作品でした! 最初から読んでみると見方が変わるかもしれません! グッバイエデン 第32話のあらすじ(ネタバレあり) 絶望的な世界の中で、小松とチコリはついにムイラプを飲み、小松は襲いかかる性欲と必死に抗います。 しかし、チコリは小松にキスをしました。 薬物で精神が追い詰められた小松は耐えながらもチコリの誘いに応じました。 二人はついに一線を越えてしまいました。 小松の脳裏に浮かぶのは、これまでの絶望的な日々でした! グッバイエデン 第32話「絶望の中で」 突然現れた退廃的な世界に精神が折れるのは当然です。 それでも小松は愛するチコリを守るために生きています。 しかし、やがて二人は一線を越えてしまいます。 これは二人にとって良いことですか? 頑張ったからムイラプの魔法に負けなければよかったのですが、一方で一緒に頑張ってくれたことが嬉しかったです。 この結果がコマツとチコリにどんな影響を与えるかは分かりません。 しかし、私たちが知っていることの1つは、この絶望的な世界にまだ2人の人が生きているということです。 グッバイエデン 第32話 終わりに向けて […]